目次
第二種電気工事士の学習方法として、テキスト独学に加えてオンライン講座・学習アプリの選択肢が増えています。「独学でいいのか、それとも講座を使うべきか」という判断の参考になるよう、各学習方法を比較します。
学習方法の種類
第二種電気工事士の学習方法は大きく4種類に分けられます。
| 方法 | 費用の目安 | 学習形態 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| テキスト独学 | 6,000〜10,000円 | 自己ペース | 自己管理できる方 |
| オンライン講座 | 20,000〜50,000円 | 動画+テキスト | 動画解説があると理解しやすい方 |
| 学習アプリ(主に過去問) | 無料〜3,000円/月 | スマートフォン | 隙間時間を活用したい方 |
| 通学スクール | 50,000〜100,000円 | 対面授業 | 集団学習・直接指導が必要な方 |
オンライン講座の特徴
メリット
動画で学科・技能を理解しやすい
特に技能試験の施工手順は、テキストの写真だけでは理解が難しい場合があります。動画で実際の施工手順を繰り返し確認できるのは、独学にはない大きなメリットです。
自分のペースで進められる
通学と異なり、いつでも好きな時間に受講できます。苦手な部分を繰り返し視聴できます。
質問・サポートがある
学習中に疑問点が出たときに質問できるサービスを持つ講座も多くあります。独学では解決しにくい疑問を素早く解決できます。
デメリット
費用が高い
テキスト独学と比べると20,000〜50,000円程度の費用がかかります。
動画視聴の時間が必要
動画の総時間は10〜30時間以上になることが多く、すべて視聴するには時間の確保が必要です。
主なオンライン講座の概要
ユーキャン 第二種電気工事士講座
費用の目安:40,000〜60,000円程度
特徴
- 国内最大規模の通信講座ブランドとして実績あり
- テキスト・動画・添削がセット
- 技能試験向けの練習教材(工具・材料のセット)も提供
向いている方:まとめて申し込んで安心して学習を進めたい方
スタディング 電気工事士講座
費用の目安:10,000〜20,000円程度
特徴
- スマートフォン特化の学習スタイル
- 動画講義+問題練習がセット
- 比較的リーズナブルな価格帯
- 通勤・移動中の学習に最適
向いている方:スマートフォンで学習を完結させたい方
JTEXなど職業訓練系
費用の目安:15,000〜30,000円程度
特徴
- 国・業界団体が関与する教育機関のプログラム
- テキスト中心のシンプルな構成
- 実務経験者向けのシンプルな構成が多い
学習アプリの比較
学習アプリは主に学科試験の過去問演習に特化したものが多いです。
無料アプリ・無料サービス
特徴
- 費用がかからない
- 広告表示があることが多い
- 機能が限定的(問題数が少ない等)
setsucan(本サービス)
- 無料で利用可能
- 第二種電気工事士の過去問・解説・用語集を提供
- CBT方式に近いインターフェースで練習可能
有料アプリ・プレミアムサービス
費用:1,000〜3,000円/月 または買い切り500〜2,000円
特徴
- 問題数が多い(10年分以上)
- 弱点問題の自動ピックアップ
- 詳しい解説
代表的なサービス例
- でんきのモリ(電気工事士専門アプリ)
- 電工番長(過去問演習特化)
独学 vs オンライン講座 どちらを選ぶか
独学が向いている方
| 条件 | 詳細 |
|---|---|
| 電気の基礎知識がある | テキストを読んで大まかに理解できる |
| 自己管理ができる | スケジュールを自分で決めて実行できる |
| コストを最小化したい | 受験料・工具代だけでも相当な費用がかかる |
| 過去の資格取得経験がある | 独学での合格経験がある |
独学合格率の実態
電工2種の受験者の多くは独学です。合格率55〜70%という数字は独学者込みのものなので、独学でも十分に合格できることを示しています。
オンライン講座が向いている方
| 条件 | 詳細 |
|---|---|
| 電気の知識がゼロ | テキストを読んでも理解できない |
| 一人では続けられない | 動画・カリキュラムに従うことで継続できる |
| 技能試験の手順が想像できない | 動画で施工手順を確認したい |
| 時間を効率的に使いたい | 最短合格を目指したい |
アプリと独学テキストを組み合わせる方法
多くの方に向いているのは「テキスト独学+アプリ」の組み合わせです。
具体的な使い方
- 平日の通勤・昼休み:アプリで過去問演習(15〜30分)
- 休日の朝・夜:テキストで学習(1〜2時間)
- 直前期:模擬試験を繰り返す
この方法で1日平均1〜2時間を確保できれば、3〜6ヶ月で合格ラインに達することができます。
コストパフォーマンスで考える
独学(テキスト+アプリ)
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| テキスト・問題集 | 8,000〜10,000円 |
| アプリ | 0〜3,000円 |
| 合計 | 約8,000〜13,000円 |
オンライン講座利用
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 通信講座 | 20,000〜50,000円 |
| テキスト(含まれる場合が多い) | 0円 |
| 合計 | 約20,000〜50,000円 |
差額は約10,000〜40,000円です。「その差額で確実に合格できるか」が判断基準になります。
電気の知識がまったくない方であれば、オンライン講座への投資で合格率が上がる分、費用対効果はあります。基礎知識がある方なら独学で十分です。
まとめ
オンライン講座・アプリ選びのポイントをまとめます。
- 電気知識ゼロ・一人では続けられない方:オンライン講座が有効
- 基礎知識がある・自己管理できる方:テキスト独学+アプリが最もコスパが高い
- 隙間時間を活用したい:無料・有料アプリを積極的に使う
- 技能試験は動画での確認が重要:YouTubeの無料動画も活用する
setsucanの過去問解説や用語集も活用してください。無料で利用でき、学科試験の過去問演習をスマートフォンから効率よく進められます。テキスト学習の補完として、あるいはメインの練習ツールとして活用いただけます。
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setsucan 編集部
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