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消防設備士乙種第6類の独学合格を目指すとき、まず悩むのが「どの参考書を選べばいいか」という問題です。書店やAmazonを見ると複数の書籍があり、どれが自分に合うのか判断しにくいものです。
この記事では、消防設備士乙6の合格に役立つおすすめテキスト・問題集を厳選して紹介します。選び方のポイントも解説しますので、自分に合った一冊を見つける参考にしてください。
テキスト選びの3つのポイント
消防設備士乙6の参考書を選ぶ際は、以下の3点を確認してください。
1. 最新の法令改正に対応しているか
消防法令は定期的に改正されます。奥付の発行年が2024年以降のものを選ぶと安心です。特に点検基準・報告頻度・設置基準に関する規定は変更されることがあります。
2. 実技試験(鑑別)の写真・図が豊富か
消防設備士乙6の実技試験は、消火器の写真を見て名称や点検方法を答える形式です。写真・図が多く掲載された参考書の方が実技対策を効率よく進められます。
3. 過去問・予想問題が含まれているか
暗記系の試験は、インプット(参考書)とアウトプット(問題演習)のバランスが大切です。問題集が別冊になっている参考書や、章末に確認問題が掲載されているものを選ぶと効率よく学習できます。
おすすめテキスト5選
1. 工藤政孝著「消防設備士6類 超速マスター」(TAC出版)
こんな方に向いている: 短期間で要点だけ押さえたい方・2冊目として使いたい方
TAC出版の「超速マスター」シリーズは、試験に出る要点を効率よくまとめた参考書です。消防設備士乙6版も同様のコンセプトで、頻出事項を簡潔に解説しています。
- ページ数が少なくコンパクト
- 重要事項が図表で整理されており視覚的に覚えやすい
- 独学の2冊目・直前期の総整理に最適
注意点: 網羅性よりも要点絞り込みを重視しているため、初学者の1冊目としてはやや物足りないことがある。
2. 一ノ宮士郎著「わかりやすい!第6類消防設備士試験」(弘文社)
こんな方に向いている: 初学者・設備系知識ゼロから始める方
弘文社の「わかりやすい!」シリーズは消防設備士試験の定番参考書のひとつです。文章が平易でわかりやすく、初学者でも取り組みやすい構成になっています。
- 丁寧な解説でとっつきやすい
- 実技試験の写真・図が豊富
- 法令・基礎知識・構造機能がバランスよく解説
注意点: ボリュームがあるため、時間が限られている方は重点箇所を絞る必要がある。
3. 工藤政孝著「本試験によく出る!第6類消防設備士問題集」(弘文社)
こんな方に向いている: 問題演習を中心に進めたい方・テキストとセット使用に最適
「本試験によく出る!」シリーズの問題集版。過去の出題傾向を分析した予想問題を多数収録しており、実践的な問題演習ができます。
- 科目別に問題が整理されており使いやすい
- 解説が詳しく、なぜ正解か・なぜ不正解かが明確
- 上記テキスト(弘文社版)とセットで使うと相性が良い
注意点: テキストと併用が前提の問題集。単独使用よりもテキストと組み合わせて使うことを推奨。
4. 消防設備安全センター編「消防設備士6類テキスト」
こんな方に向いている: 公式テキストで確実に学びたい方
消防設備安全センター(消防試験研究センターの関連団体)が編集した公式テキスト。内容の正確性と法令との整合性が高く、信頼性は折り紙付きです。
- 法令・構造・点検方法が正確に記載
- 消防庁のガイドラインに準拠した内容
- 試験出題の根拠となる情報を網羅
注意点: 公式テキストのため堅い文体で読みにくいと感じる方もいる。問題集は別途必要。
5. 「消防設備士乙種第6類 過去問 + 解説集」(各社)
こんな方に向いている: 問題演習量を増やしたい方
テキストで一通り学んだ後は、問題演習量が合格の鍵です。市販されている過去問・問題集を1〜2冊用意して、繰り返し演習しましょう。
- 実際の出題パターンに慣れることができる
- 弱点科目を把握して重点補強できる
- 本試験の形式・時間配分に慣れる練習になる
初学者向け:テキストの使い方ステップ
テキストを手に入れたら、以下の流れで学習を進めると効率的です。
STEP 1: 全体像を把握する(1週目)
まず参考書をサラサラと通読し、試験の全体像を把握します。細かい暗記はまだしなくてOK。「こんなことが出るんだな」という感覚を持つのが目標です。
STEP 2: 科目別に精読する(2〜5週目)
法令 → 基礎知識 → 構造・機能の順で精読します。各章を読み終えたら、章末の確認問題を解いて理解度をチェックしましょう。
STEP 3: 問題集で実践演習(6〜7週目)
テキストで学んだ内容を問題集で確認します。間違えた問題はテキストに戻って復習。同じ問題を3回以上繰り返すことで記憶が定着します。
STEP 4: 弱点集中・直前仕上げ(最終週)
本番1週間前は、間違えやすい問題を集中的に復習します。特に数字(6ヶ月・1年・3年・5年など)は最終確認を忘れずに。
参考書と合わせて活用したいWebリソース
参考書だけでなく、Webサイトの問題集やアプリも活用すると学習効率が上がります。
- 当サイトの予想問題: 法令・基礎知識・構造機能の3科目を無料公開
- 過去の試験情報: 消防試験研究センターの公式サイトで試験日程や申込方法を確認
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まとめ
- 消防設備士乙6のテキスト選びは「最新改正対応・写真豊富・問題演習付き」の3点が重要
- 初学者には「わかりやすい!第6類消防設備士試験」(弘文社)など丁寧な解説の参考書が向く
- 短期合格を目指すなら「超速マスター」(TAC出版)で要点を絞り込む方法も有効
- テキスト1冊 + 問題集1冊のセットが基本。問題を繰り返し解くことが最短合格への近道
- 当サイトの無料予想問題も組み合わせて活用することで、学習効率をさらに高められる
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監修・執筆
setsucan 編集部
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